Q(MS-274) 再発かどうか:歩いているときに「ふにゃ」っと落ちる感覚 | M 2018.9.19-8:09 |
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Q | 37歳、女性、沖縄県在住。こんにちは。いつも参考にさせていただいており、感謝しております。
数週間前から、歩いている時に「ふしゃ」っと力が抜けて落ちる感覚があります。 ひどい時期は、この感覚で全くもって走れませんでした。(歩くことはできましたが、歩いていてもその感覚で「かく」っと落ちてしまいました。最近は、よくなってきましたが、今度は仙骨?あたりが鈍い痛みを感じます。また、帯状疱疹に似た痛みもありました。 昨日、診察があったので相談しました。 「よくなってきている」ということと、「検査の際に力もしっかりあること」、「まっすぐに歩ける」、「片足立ちが可能」ということから、「再発してたとしても終了しているだろう」と判断され、MRI検査は2か月後の次回ということになりました。
長くなりましたが、私はまだ「ふにゃ」っと落ちる感覚が若干残っているため、MRI撮影をリクエストするべきだったのかと迷っています。ご教授いただければ幸いに思います。 よろしくお願いいたします。
2014年発症のMS。現在、特に障害はありません。 脳MRIの病巣数は6個。 治療にはアボネックス使用中。
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A | 軽度の再発があったか、極く軽い症状(障害)の進行があった可能性が高いようです。 症状が一番強かった時か、改善しかけた初期までにMRIの撮影をした方が良かったと思われます。予約が無くても、変化があった時には予定外での診察をしていただくべきです。 また、遅れて受診した時にも、出来ればMRIを撮った方がよかったと思われます。 既に病巣はMRIでは見えなくなっている可能性は確かにありますが、見えることもあります。
担当の先生がMRIを次回に伸ばした理由がよくわかりません。確かに既に炎症は下火になっている可能性は高いとは思います。しかし次回に撮れば、見える可能性はさらに低下します。最近に撮ったので保険診療であまり頻回に撮れないということはあり得ます。前回に何時、どの部位で撮ったのかにもよりますが。
アボネックスを継続しておられるようですが、現在ではもっと効果があり、安全でもある治療薬が出ていますので、早く変更することをお勧めします。 発症から比較的に早期こそ、一生これ以上の障害の無い人生を送れる治療のチャンスです。このHPを参考にしてください。
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