Q(診断未定-5) 球後視神経炎で脳に病巣1個。MSとなる可能性は? | みみ 2018.11.28-16:04 |
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Q | 46歳、女性、青森県在住。 先月の入院中にも投稿し相談させて頂きました。(NMOSD-54) (MS-279)。 ありがとうございます。
その後 視神経炎という診断になり、視力回復はしておりませんが退院となりました。 MSに移行するかどうかは今の時点ではわからない。今の時点では特発性視神経炎ということです。 ただ脳白質病変が1個あり とても気になります。気にすることではないと言われる。 この年齢で白質病変が有るというのはどういう事でしょうか? やはりMSに移行するのでしょうか?
病歴: 右目の視力低下9月末。パルスや免疫吸着で治療したが視力回復せず。 アクアポリン陰性。MRIでは脊髄胸椎にもなにも出なかった。 オリゴクローナルバンド陰性。 ただ白質病変1個あり。
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A | 初発時に視神経炎があり、脳MRIで白質病巣が1個みとめられたが、未だ再発は無い状況です。 この場合、脳に病巣が無い人に比べて、再発がありMSが確定する可能性はより高くなります。私の経験では7割程度の可能性だと思います。脳病巣の数が多ければ、さらに高くなります。
こうした場合は、脳MRIを3月毎に撮影し、新病巣が加わっていないことを確認する必要があります。 2年経過すれば、6月毎とし、5年経過すれば、1年に1回として、15年間は追跡します。 再発症状がでれば、直ぐに診察を受けます。 再発症状とはどうした症状かは、このHPに簡単に解説してありますので、一読してください。
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