MSネットジャパン開設の挨拶 2014年4月
多発性硬化症治療研究所 所長 斎田孝彦
この度、MSネットジャパンを開設しました。このホームページは非営利の社団法人「多発性硬化症治療研究所」が運営しています。
このホームページの目的は、多発性硬化症(MS)と視神経脊髄炎(NMO)の患者さんに正しい医療情報を提供し、患者さんが正しい医療を受けることで通常の社会・家庭生活を回復し維持することを支援することです。
(1)最大の特徴は、専門医が直接電話で質問にお答えする「多発性硬化症電話医療相談」です。
(2)ホームページの「Q&A」では専門医が医療相談に直接お答えします。
(3)ホームページで病因、病態、診断、治療、新薬開発や治験参加の可能性など、役立つ様々な情報を提供します。
(4)医療講演会や相談会を単独で、あるいは患者組織や保健所・自治体などと協力して開催します。 次第に内容を充実させ、改良していく予定です。
皆様のご支援をお願い申し上げます。
大阪市住吉区生まれ。香川県立丸亀高校、京都大学医学部を卒業。京大脳神経外科で研修を受けた後、九州大脳研神経内科で臨床研修を受ける。 京都府立医大での多発性硬化症研究の後、米国ペンシルバニア大学に移り研究を続け、同大学助教授を務めたのち帰国。
現在の独立行政法人国立病院機構「宇多野病院」に長く勤務し、院長を務める。
その間、京都大学ウイルス学研究所神経ウイルス部準教授、ペンシルバニア大客員教授、ブリテッシュコロンビア大客員教授を併任。
現在は、京都民医連中央病院神経内科顧問、入野医院「関西多発性硬化症センター」所長を務めており、他の医師と共に2つの病院で約1000人と日本で最大数の多発性硬化症の患者を治療している。
また、アジア多発性硬化症学会理事長(PACTRIMS: Pan-Asian Committee for Treatment and Research
in Multiple Sclerosis) と非営利一般社団法人「多発性硬化症治療研究所」所長、を務め、多発性硬化症の治療法の研究を続け、情報提供活動を続けている。
過去に国立病院学会総会会長、日本神経免疫学会会長、京都府病院学会会長などをつとめている。
TEL 075-468-8642
FAX 075-468-8657
E-mail msnet@bg.wakwak.com